「正しい教え」と文明の流転

小宮氏によれば、「正しい教え」の観点からみた正法・像法・末法が文明のサイクルとして流転しているという。   例えば、このわれわれが住む世界では、紀元前7~5世紀頃(諸説あり)釈迦牟尼如来が現れ、その後、インドの…

正法・像法・末法・最末法

正法・像法・末法とは、如来の正しい教えの存続という観点から見た時代区分。 Wikipediaでは、以下のように解説されている。 正法(しょうぼう、しょうほう)とは、仏教で、正しい法(教え)のこと。邪法に対する語。白法、浄…

無限の4段階-全創造世界の大きさについて

「空」(=無限)には、4段階の大きさがある。 ①三千世界 一人の人間からみた無限の平行世界 ②仏国土(阿僧祇世界、三千億土) 無限の三千世界の集まり ③虚空会(無限億土) 無限の仏国土の集まり ④多宝塔 無限の虚空会の集…

法華経の全体構成

構成部分 章 核心部分(※) 要旨 総論1 1.序品 序論、全体像の提示 2.方便品 「この上なく正しい教え」とは何かの概説 3.譬喩品 釈迦の弟子たちへの授記(その他の喩えとともに) 4.信解品 5.薬草喩品 6.授記…

法華経の授記の場面

箇所 人物 未来仏の名 仏となる世界 仏となる時代 備考 1 ⅠP.30 序品 吉祥胎菩薩 離垢眼如来 – – 日月燈明如来の授記として 2 ⅠP.76 方便品 1200人のすでに煩悩が無くなった…

仏教的に見たビッグバンの意味

 如来から授記を受けた菩薩は、法華経を学ぶために、その如来の末法の3次元世界(サハー世界)に生まれるという。  なぜ、3次元世界に出生するのか?それは、この3次元世界でないと法華経を学ぶことができないからである。  法華…

仏教的に見た「時間」の意味

 11次元においては、「何も始まっていない状態」と「すべてが滅尽して終わった状態」は同じである。言い換えれば、過去と未来の区別のない”Everything is Nothing”という状態がただそこに(在るともいえない状…

存在の次元構造について

宇宙は11次元構造からなると言われている。 すなわち、3次元の上に8つの次元が存在し、9つの階層からなると考えられている(実際には3次元空間の中に重なり合っている)。 また、古代の仏教では精神は9つの階層からなると言われ…