法華経の注釈集 譬喩品(その3)

(とくに記載がない場合、ページは『中公文庫 大乗仏典4 法華経Ⅰ』による。) P.105 ・野干(きつね) 「野干(やかん)」とは、日本においてはキツネの異名だが、実際にはジャッカルのこと。   P.110 ・…

法華経の注釈集 譬喩品(その2)

(とくに記載がない場合、ページは『中公文庫 大乗仏典4 法華経Ⅰ』による。) P.88 “多宝(大宝厳)” 前述したが、ここでの「多宝」とは、見宝塔品以降の「多宝如来」の多宝と同義であると考えられる。   P….

法華経の注釈集 譬喩品(その1)

(とくに記載がない場合、ページは『中公文庫 大乗仏典4 法華経Ⅰ』による。) P.81-82 ・「世間の幸福を思ってあわれみを垂れたもうあなたにお会いしてから、ひとり日中の休息のために歩きまわりながら、『ああ、私は迷い出…

法華経の注釈集 方便品(その2)

(とくに記載がない場合、ページは『中公文庫 大乗仏典4 法華経Ⅰ』による。) P.59 ・「(このようにして)私の集会は確立されることになった。」 釈迦が開こうとしている教えの会合から、高慢心をいだいた者たちが去り、虚空…

法華経の注釈集 方便品(その1)

(とくに記載がない場合、ページは『中公文庫 大乗仏典4 法華経Ⅰ』による。) P.40 ・「そのとき、実に、世尊は念(おも)いも新たに気持を正しくして、この三昧から立ち上がられた。三昧を出られたから、尊者シャーリプトラ(…