3.授記

 一般的には、「未来世において如来となる予言」と理解されているが、如来から弟子に対する「法華経を広めよ」という命令(order)であると小宮氏は語っている(私見ではあるが、この「命令」には、法華経という真理の「承継」をも含まれているのではないかと考える)。

 授記を与えられることにより(受けてから見た場合、「受記」と記す)、生命存在が如来となる未来に繋がるという。

 なお、一人の如来を起点として、無限の未来仏が授記の系譜で繋がったものが「虚空会」である(最も高い次元から見ると入滅した一切の過去仏(多宝如来)となる。

英語翻訳家、哲学・精神文化研究家、四柱推命・西洋占星術研究家、自己探求家。 現在、小宮光二氏のYoutubeメンバーシップにて、新仏教理論を学んでいます。

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